さとり世代の若者の特徴
かつてスポーツは、心身のリクリエーションの場であり、一部の人にとっては活躍の舞台ですが、「さとり世代」にとっては“心身ともに消耗するような面倒なことはできればやりたくない”ものに映っています。
同じ理屈から、身を焦がすような恋愛は“イマイチ面倒”、気分転換や知的刺激となるはずの旅行や飲み会も“お金がもったいない”“疲れる”と。
人によってはステータスシンボルとなる車や不動産についても“駐車場や車検、保険など維持費がかかるし、事故ったら、とてつもなく面倒なことに。莫大な借金をしてまで家を買いたくない”。
百薬の長であるアルコールも“飲み代もったいないし、みっともなく酔っ払いたくない”、ブランド服も“別にユニクロでいいっしょ。それほど興味なし”。
バブル後に生まれ、生まれた時から身の回りにモノが溢れ、衣食住足りて育ったことから、逆にモノを見る眼は厳しく、やみくもに購入しません。企業にあの手この手で物欲をそそられても、動じないのも特徴です。
⇒さとり世代とゆとり世代