旅行にはいかない

旅行にはいかない

バブル時代は海外旅行に行く学生が多く、それ以降の就職氷河期であっても旅行は一つの癒しとして若者に親しまれていました。

 

しかし最近よく聞くさとり世代の間では、海外旅行は勿論国内旅行も価値のない無駄な行為として受け取られています。

 

ネットが普及し、グーグルアースなどで世界をバーチャル体験する事も出来ます。

 

ネットさえあれば、脳内で旅行や恋愛、娯楽やゲームなど様々な体験が出来るようになりました。

 

しかしそれはどれもが閉塞感のあるもので、人との関わりはありません。

 

旅行も、その土地に自分の足で出向き、人々との出会いもあり、普段口にしないものを食し、五感を鍛えるものです。

 

しかしさとり世代はその五感の全てを「情報」に注ぎがちです。

 

何かに感動したり、感情を露にすることよりも、より為になる知識と情報の蓄えに重きを置きます。

 

例えば、さとり世代は車を所持していない割合が多いことからも、物欲の低下、更にそもそも「欲」というものが失われている世代だと言えます。

 

何事も欲しがらないのが、さとり世代の特徴です。
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