マイホームより賃貸
定年後まで続くローンを組んで持ち家を購入すること、一昔前はマイホームを得る為に必死で頑張って来た世代がありました。
そしてその親世代の背中を見ながら育った子供達が今、さとり世代となっています。
中にはマイホームを得る為に両親共稼ぎで寂しい子供時代を過ごした人もいるでしょうし、
また折角建てた家であってもその固定資産税や相続などのトラブルで家族が疎遠になってしまったりと何の為のマイホームであったのか分からなくなってしまった家庭もあるかもしれません。
ライフスタイルの在り方も、時代の変化によって変容していき、国内に留まらず老後は海外移住を考えたり、また子供に迷惑を掛けたくないとの思いから老人ホームに入居を決める場合もあります。
震災などの大災害が相次ぐことも、どうせマイホームを購入しても残らないというさとり世代の購入意欲を低下させる材料となっています。
マイホームより賃貸の方が融通がきくうえに身軽であり、堅実に貯蓄をする考えを持つ若者が増加してきています。
⇒保守的な若者