若者の車離れについて
ステータスシンボルとして車を所有する人は現在でも多いのですが、車が生活必需品である地方暮らしはともかくとして、首都圏在住の若者では、ムリして車を持ってどうする、という覚めた見方をする若者が多いようです。
車は、軽乗用車でも100万ほどしますし、購入の際も税金などが数10万必要です。
また、例え購入することはできても、税金や保険、車検や点検などの維持費に加え、使用すればガソリン代、高速代もかかります。
不運にも事故ったら、「さとり世代」の最も恐れる面倒の極致が待っています。
車いらない…その背後には、就職浪人や就職留年組、非正規雇用、フリーターなど、家賃の支払いすらやっと、という低所得者が多いという現状もあります。
でも、首都圏でも、バス便もあるような、そこそこに不便のない場所に住んでいれば、車がなくても暮らせることはたしか。
そんな無駄にはお金を使わないで、公共交通機関を使ってエコに行こう、という思想も、反原発という考え方とともに見え隠れしています。
⇒さとり世代は草食系!?