恋愛には淡白
肉食系や草食系、しまいにロールキャベツ系など恋愛に対してどう行動を起こすかを特徴付けるようなキャラクターの造語が定着してきています。
さとり世代は恋愛に淡白、いわゆる草食系です。
インターネット普及により手軽に出会いやバーチャルでの恋愛、を体験出来るようになったことから、現実的な恋愛の失敗を恐れる若者が増えています。
q&aサイトなどを見ると恋愛に関する悩みが多くよせられており、恋愛が上手くいくかどうかは情報戦になりつつあります。
実生活で恋愛に淡白なのは、失敗して格好悪い自分を見たくない自己防衛とも言えるでしょう。
顔の見えない相手とのネット越しの恋愛ならば、失敗してもリセット出来ますが、対面しての失恋の痛手に耐えられるだけの心の強さが無いのです。
情報に強く、行動力は無いけれど知識は多く持つのが特徴であるさとり世代にとって、恋愛も頭でっかちのものになりつつあるのかもしれません。
恋愛に一喜一憂し、感情をあらわにする行為を恥ずかしいものだと思い拒絶する彼らは本当の恋愛に行き着く前にさとるのです。
自分は恋愛に淡白だから、あえて一人を選択しているのだと自分の中だけで自己完結してしまっています。
⇒さとり世代とスポーツ