保守的な若者
「さとり世代」と呼ばれる保守的な若者が増加の兆しを見せています。
ゆとり世代の次世代とも言われている彼らは草食系とも呼ばれており、ガツガツと自己顕示欲を満たしたり向上心を持つこともなく、与えられた環境であるがままの自分に満足し、淡々と日々安穏と暮らしていくことに幸福を感じています。
何かを欲していても、努力しても、その願いが叶わなかったり手に入らなかったりすることに必要以上に絶望感を感じてしまう臆病さや弱さが生んだのが、保守的な若者達です。
必ず成功すると約束された場合でなければ、手も足も出さない、無駄に労力を使いたくない、全てに受身で保守的であることの方が自身が傷付くリスクも少ないのだと感じているのでしょう。
このようなさとり世代の若者がこれからの日本を背負っていくのですから、更に混沌とする社会情勢になっていくことも危惧されます。
勿論保守的が悪いことばかりだとは言いませんが、全てにおいてそうなってしまう事は可能性を自ら無にする行為ではないでしょうか。
⇒さとり世代の恋愛事情